グラウンズマン日記

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HYBRID

ハイブリッド芝とは

ラグビーワールドカップやオリンピックの開催をきっかけに、国内の競技場では、
世界のトップクラスの試合に耐え得るくらい耐久性の高い回復力のあるピッチが求められるようになってきました。
そのため、最近では補強材で芝生の強度を高める『ハイブリッド芝』の使用が増えています。

代表的な『ハイブリッド芝』は
大きく分けて3種類

SISGrass

打ちこみ式(スティッチ式)

天然芝の表面から特殊繊維を床土に打ち込むタイプ。専用の打ち込み機械で人工芝繊維を2cm 程度の間隔で打ちこみ、
人工芝繊維の間に芝の種子を撒きます。既存の天然芝の上から人工芝繊維を打ちこむことも可能です。

  1. POINT 01

    人工芝繊維に天然芝の根を
    絡ませ芝生強度を高める。
    張替えは不要。

  2. POINT 02

    芝生の表面は
    天然芝と人工芝が混在する。

  3. POINT 03

    通常の天然芝と同じ管理作業だが、
    コアリングと呼ばれる
    芝生の抜き取りは行わない。

sisGRASSの特徴図解

カーペット式

床土の上にカーペット状の人工芝を敷き、人工芝パイルの間に床土を充填し、天然芝を植え付けるタイプ。
損傷が目立った場合は張替えが可能。

  1. POINT 01

    人工芝繊維や基布に
    天然芝の
    根を絡ませ芝生強度を高める。

  2. POINT 02

    芝生の表面は
    天然芝と人工芝が混在する。

  3. POINT 03

    通常の天然芝と同じ管理作業であり、
    芝生の張替えが行える。

XtraGrassのイメージ画像

床土改良タイプ

天然芝の床土に安定性を高める資材を混ぜ込み土から改良するタイプ。
資材としては主にファイバー(人工繊維)などが用いられる。

  1. POINT 01

    人工繊維に天然芝の根を
    からませ芝生強度を高める。

  2. POINT 02

    芝生表面における天然芝と
    人工芝の割合は天然芝が100%。

  3. POINT 03

    維持管理は通常の天然芝と
    同じ管理作業が可能。

AIRFIBRの特徴図解

SIS社について

「天然芝のスペシャリスト」

SIS社は英国に本社を置き、オランダ、アイルランド、トルコ、UAE、アンゴラにも支店を構えているグローバル
企業です。社員360名、2015年の売上⾼€4900万を誇る企業で、世界中で45万㎡に及ぶスタジアムや練習場等のピッチの管理を⾏っています。主に、スタジアムへの天然芝の供給や人工芝、グランドの設計、建築施工、維持管理やリターフィングと呼ばれる芝生グランドの作り替え作業を行っています。
ハイブリッド芝SISGrassはSIS社の天然芝管理の豊富な経験より開発されました。レアルマドリード、FCバルセロナ、リスボン、グラスゴーなどの有名クラブのグランド施工の実績を多数持つことは信頼の証であり、SISGrassはラグビーやサッカーのワールドカップ開催スタジアムに導入されています。
SIS社の技術は世界中から高い評価を得ており、クオリティの高いスポーツターフづくりに貢献しています。

シスグラスの品質・特徴

天然芝と同じプレー環境・感触を維持しつつ、人工芝の持つ耐久性を備えたピッチ環境を可能にする最新のハイブリッド芝。

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導入メリット・実績

既存の芝生にそのまま打ち込み補強できるのが特徴。人工繊維は10年以上の耐久性があるため、芝生の強度も上り、張替えが不要になることで管理コストの削減につながる。

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