グラウンズマン日記

2022.12.19

ピッチを整備しながら思うこと

ノエビアスタジアムグラウンズマンです。

スタジアムで芝生を管理していると
色々な記憶が甦ってきます。

男子サッカー
引退セレモニー
ワールドカップ

このノエビアスタジアムでは
海外から足を運んでくださる人が沢山おられます。

本当に光栄です。

だからこそ、1度たりともぬかりないピッチを
その日のために、今か今かと思い創り上げております。

1人でいると寂しくもなります…
ぽつんと1人で

広いピッチの中で…

この間までたくさんのお客様がいたのに…

と、落ち込んでる姿ではないんです。笑

これだけの設備があろうとも人の手は欠かせません。

試合終わりには選手のスパイクでの傷や穴があります

それが次の試合に残っていれば、ボールが跳ねたり
躓いたり…怪我の原因や勝敗にも関わります。

その凸凹は人の目で、人の手で
高さがフラットになるよう整正しております。

人工繊維もしっかり立たせて
芝生の根っこを傷つけないようにそっと。

とても重要な役割を受けております。

手間隙かけているからこそ、最高のピッチが再現されるのではないのでしょうか?!

皆様が安心してプレーや試合観戦ができるよう

引き続き芝生管理に努めてまいります。

機械には出来ない事も、人と力を合わせれば最強ですね!
それでは、先日少年サッカーがありましたので
今からピッチに出かけて参ります。

(傷を見て ここで奮闘したのか。このチームはこの辺りをよく使うチームなのか。そんなことを考えながら直している毎日です)

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