グラウンズマン日記

2023.02.06

真冬の天敵

みなさま、ご無沙汰しております。
いぶきの森グラウンズマンでございます!
2023年初投稿です。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

早いものでもう1ヶ月経っちゃいました。
1月はチームが沖縄キャンプに行っていたのでこちらの芝生達はシーズンインに向けて長ーい休養をとっておりました。

しかし!グラウンドの利用がないと言ってもこの時期のいぶきの森は天敵が発生します!

そう!↑この霜です!
いぶきの森は神戸市街地から北部の山の中にあるため市街地と比べて気温が低いです。(約2〜3°ほど低い…)
グラウンド全体が真っ白になって、まるで白銀の世界に来たかのような光景がほぼ毎朝広がっています。
葉っぱだけに薄く霜が降りている状態で芝生を踏んでしまうとその部分だけ霜焼けで葉が傷んでしまいます。
葉っぱの芯まで凍ってしまった場合はガラスのようになり踏むと葉っぱがパリパリに割れてしまいます。
人間も悴んだ手足を踏まれるととてつもないことになることは想像できますね。想像したくもないですが…笑
練習がある日は開始までに『とにかく速く溶けてくれ〜!!』と祈る日々でございます…

先日の【10年に1度の大寒波】でいぶきの森も雪が積もりました!

翌日にはほとんど溶けましたが、↓の写真のように日当たりが悪いエリアは3日間ほど溶けることなく残っていました。

雪が降ると交通など困ることも多いですが、やっぱり少しテンションが上がりますよね!
雪が積もると芝生にはどういう影響を与えるのか…
雪が頻繁に降る地域ではないので、皆さんとは違う意味で私はテンションが上がります。笑
雪と直接触れる芝生の表面は冷やされて悪影響になるか、雪で被されている分外気に晒されないため葉や土壌は凍結することはないか、長期間積もると過湿状態で病気が出てしまうのか、などなど…
滅多に経験できないので毎日観察・妄想の日々を過ごしました。笑           

2月に入りチームもキャンプから帰ってきていて、いぶきの森も本格的にシーズンインです!
今シーズンも選手、スタッフのみなさんが怪我せず、テンションが上がる芝生を作れるよう頑張ります!!

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